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挑戦、海を越えて。ドバイに初の海外拠点「Grape Tree FZE」を竣工 ~ シャルジャでの新たな「ものづくり」で、日本とドバイの友好の架け橋に ~
2025.08.23
この度、株式会社ぶどうの森は、初の海外拠点となる「Grape Tree FZE」を、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ国際空港フリーゾーン(SAIF ZONE)内に竣工いたしました。

【SAIF ZONEとは】
SAIF ZONEは、UAEで最も古い、そして最も権威あるフリーゾーンの一つです。シャルジャ国際空港に隣接するという戦略的な立地を活かし、広範な物流ネットワークと、国際企業にとって魅力的な投資環境を提供しています。SAIF ZONEは、企業の事業拡大を強力にサポートし、多様な経済成長を推進するハブとしての役割を担っています。
【挑戦の始まり】
当社の代表である本は、今年2024年2月にドバイで開催された国際食品見本市「Gulfood 2024」で、ウイグル出身の一人の若者、アブリズ(Abdulaziz Halife)と出会いました。彼の背負った運命と誠実な人柄、現地の市場に対する深い知識に感銘を受けた本は、この国での事業展開を決意。SAIF ZONEからの温かい歓迎と強力なサポートを得て、日本企業としては初の、自己資本によるUAEでの食品工場建設という大きな挑戦に踏み出しました。このプロジェクトは、SAIF ZONEの迅速かつ包括的な支援によって、円滑に進行いたしました。
【ドバイでの新たな「ものづくり」】
完成した「Grape Tree FZE」の工場は、単なる生産拠点ではありません。日本の本社から半製品を仕入れ、現地で最終工程を行うことで、現地のニーズに合わせた柔軟な生産が可能となります。
製造アイテム
●カタヌキバウム: オリジナルデザインの形にあわせてくり抜けるバウム菓子。カタヌキヤの技術を活かしたぶどうの森の主力商品です。

●ゴールデンショコラ: 「金の国」ドバイの文化からインスピレーションを得て、金沢の伝統技術と最新の技術を融合させた、金箔をあしらったチョコレートです。

販売アイテム
●クラフトソーダ:MORI NO NIWAのクラフトソーダなど、自社の蒸留設備を利用したオリジナリティあふれる飲料水も取り扱っていきたいと考えています。
【未来へのビジョンとSAIF ZONEからの期待】
私たちは、ここシャルジャでのものづくりを通じて、日本の「おもてなし」の精神を商品に込めて、ドバイに集う世界中の人々に楽しんでいただきたいと願っています。
SAIF ZONEのメディアチームから発信されたメッセ―ジでは、「ぶどうの森の投資は、シャルジャのビジネス環境への信頼の証であり、新たな価値をもたらすもの」と歓迎の意を示してくれました。 SAIF ZONEは、私たちの工場が、地域社会の発展と雇用創出に貢献することを強く期待しています。
この「Grape Tree FZE」の事業を通じて、日本とドバイが文化交流を深め、相互の発展に貢献できることを信じています。私たちは、アブリズ率いる現地チームとともに、SAIF ZONEとのパートナーシップを深め、世界に向けて日本の「おもてなし」と「ものづくり」の精神を発信してまいります。
2025年8月26日には、新工場竣工記念のレセプションセレモニーを執り行い、シャルジャ政府関係者や現地のビジネスパートナーなど、多くの皆様にご来場いただきます。
どうか皆様にも引き続きご注目とご支援をよろしくお願いいたします。