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洋菓子工房

夏の終わりは、ぶどうジャムが生まれる季節。ぶどうの森名物・自家製「ぶどう畑のジャム」、今年は4種の味わいで登場です!

2023.09.30

ぶどう園を運営するだけに、こだわりが強く、ぶどうの森の商品の中でも最も歴史があるのがぶどうジャムです。発売からおよそ42年。敷地内で収穫するぶどうでジャムを作ろうと、農家が手探りで始めたものでした。

夏から初秋がぶどうの旬ですが、ジャムであれば季節が過ぎてもそのおいしさをゆっくりとお楽しみいただけます。毎年その年の収穫状況などから、よりよい品種を選定、銅鍋で丁寧にコトコト煮詰めて自家製で作っています。

昨年はスチューベン種のみ1種類の生産だったのですが、今年はなんと4種類!満を持してご用意することができました!

グツグツ、コトコト、芳醇な香り。ジャム製造現場に潜入してきました!

8月の終わり、お鍋がグツグツ煮える蒸し暑い工場内で今年のジャムの製造が始まりました。

40年以上の歴史がある「ぶどう畑のジャム」ですが、ここ十数年はなんと代表取締役社長である前田がレシピの監修を行なうという、ちょっとだけ特別な商品。今年ももちろん、社長自ら現場に立ち、ジャムの製造にあたっています。

前田社長自ら大鍋でぶどうを混ぜています。

「ぶどう畑のジャム」の材料はとってもシンプル。
ぶどうの美味しさを引き立てるため、ぶどうの他、基本的には砂糖、レモン果汁で味わいを整えています。

以前のレシピはクラシカルな仕上がりで、しっかりと煮詰めていたため糖度は約60°。
2018年に前田社長によるレシピの調整を経て、以前よりもさらりとした仕上がりになりました(糖度は約55°)。フルーツソースのようにもお楽しみいただけます。

前田社長よりコメント
「ぶどうジャムはこの時期だけの商品で、久しぶりの生産でした。大鍋でミックスしているのは2023年版スペシャル(5種ブレンド)です。色合いは紫が少し強く出ましたが、スッキリとした甘みが特徴の美味しいジャムに仕上がりました。お楽しみに!」

大鍋のようす。大きさ・色さまざまな5種のぶどうが混ざり合います。

2023年のラインナップ

今年は全4種(2種は販売中、2種は製造前)をご用意する予定です。
ぶどうや味わいの特徴などをご紹介させていただきます。

「5種ブレンド2023」

ブレンド品種は全5種

□ 富士の夢(ふじのゆめ)
□ タノレッド
□ コウノスケ
□ 雄宝(ゆうほう)
□ サマークイーン

前田社長いわく「2023年スペシャル!」とのこと。赤色系ぶどうの甘い香り、黄緑色系ぶどうのさっぱりの味わいがバランスよく出ています。

価格:864円(税込)

「ヒムロッド」

ジャムになってもぶどう(ヒムロッド)の黄緑色が鮮やかに残っています。爽やかで軽やかな甘みが特徴で、すっきりとしたおいしさです。

価格:972円(税込)

「スチューベン」《製造前》

当社で人気の「ぶどう畑のジュース」にも使われているぶどう(スチューベン)を使用しています。酸味が少なく濃厚な甘みが特徴で、力強い味わいですがしつこくなく、そのままでもソースにしても大活躍の使いやすいオールマイティ選手です。製造前ですので出来上がりをお楽しみに!

価格:未定

「ヒムロッド&スチューベン」《製造前》

2種のぶどうのブレンド品です。ヒムロッドの爽やかさとスチューベンの濃厚な甘み、2種の良いとこ取りです。こちらも製造前ですので出来上がりをお楽しみに!

価格:未定

⇒ ぶどうの品種リスト(ぶどう園もとの紹介)はこちらから

ジャムの美味しさをぜひ味わって

「ジャム」となると少し身構えてしまいますが、ジャムとは果実の旨味と甘みが凝縮したもの。そう思えば、パンやヨーグルトはもちろんですが、お魚のソースやサラダのドレッシング、さらにはケーキやお菓子のフルーツソースなど、幅広くご活用いただけます。皆様のアレンジ次第でさらに楽しくなる商品です。

プレゼントならまだしも、正直なところ自家用には約900円のジャムを買うのは私も勇気がいります。
ただ、一度食べるとファンになっていただける自信があります!複数の有名ブランドからも特別なご注文をいただくほど、その技術に高い評価をいただいている当社のジャム。ぶどう農園だからこそできる、ぶどうの森ならではの魅力がたっぷりつまったジャムをぜひご堪能ください!

販売期間:9月中旬より順次
取扱店舗:洋菓子工房ぶどうの森各店(金沢百番街店を除く)


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