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ぶどうの森・本店
ノンアルでも、心満たされるひとときを。新ブランド「MORI NO NIWA」から生まれた3つのノンアルコールソーダ。
2025.08.26
「乾杯!」で始まる、心がはずむ仲間との時間。一日の終わりにそっとグラスを傾ける。そんな自分だけの時間。
お酒を飲めない方にも飲まない方にも、お酒を楽しむように心ときめく体験を届けたい。ぶどうの森から生まれた新ブランド「MORI NO NIWA」ではそんな想いからノンアルコール飲料にも力を注いでいますが、今夏3つの新しいソーダでそれを形にしました。(MORI NO NIWAとそのプロダクトの紹介はこちら)
いずれもMORI NO NIWAのシグネチャー「森のジン」同様に、様々な草花の蒸留水を使用して、ソムリエである蒸留家がイメージする香りの世界を表現したものです。
そして、これらの商品に物語を加えてくれたのが、MORI NO NIWAのクリエイティブディレクターである久松陽一氏と、彼の想いに共感してくれた二人のアーティスト、ロッタ・マイヤさんと村田篤司さんです。ボトルに描かれたそれぞれのイラストからは、MORI NO NIWAへ寄せてくれた彼らの思いが伝わってきます。

今回はそんな3つのソーダのご紹介です
FLOWERS/TONIC(フラワーズ)
お酒の割り材としても、そのままでも。畑に咲いた花を1輪ずつ摘み集めた花束のような、華やかで優雅な香りを表現したクラフト・トニックウォーターです。

ボタニカル(香りを抽出するために使用した植物)
香りの中心は、香りの良さで知られる薔薇の品種、ダマスクローズ。ブルガリアが産地として有名ですが、私たちはぶどうの森が耕作放棄地を再生した畑「ヤチ」で、スタッフが農薬を使わずに栽培に挑戦したものを使用しました。(そのご縁で、ぶどうの森の代表は大阪万博のブルガリアパビリオンでのイベントに、大統領の隣で参加させていただくという光栄に恵まれました。)その他、ほんのりと森や柑橘の香りも閉じこめ、ふくよかで奥行きのある味わいを目指しました。
ラベルのデザイン
このドリンクのラベルに描かれた華やかな世界観は、フィンランドのイラストレーター、ロッタ・マイヤさんによるものです。彼女はマリメッコのデザイナーとして活躍していた当時から、フルーツや花々を甘く軽やかな色使いで表現することで、多くの人の注目を集めてきました。クリエイティブディレクターの久松氏は、ボタニカルを単なる素材ではなく、それぞれが持つ物語のアイコンとして表現したいと考えたとき、彼女こそが適任だと確信し、オファーしました。その熱い想いに応え、彼女が描いた一枚の絵が、MORI NO NIWAの繊細な世界観を誕生させてくれたのです。

ペアリングフード(一緒にお楽しみいただきたいフード)
ご自宅で楽しむなら: カマンベールチーズとベリーのジャム。華やかな香りは、まろやかなカマンベールと甘酸っぱいジャムと相性抜群です。
ぶどうの森のアイテムなら、洋菓子工房の「レコルト」: 薔薇の華やかさが、ベリー系の甘酸っぱさと好相性。タルトのサクサク感と、ソーダの軽快な泡が口の中で心地よく響き合います。

GARDEN/TONIC(ガーデン)
お酒の割り材としても、そのままでも。草花で包まれる庭に溢れる生命力を表現した、爽やかで清涼感のあるクラフト・トニックウォーターです。

ボタニカル(香りを抽出するために使用した植物)
香りの中心は柑橘。今回は農家仲間の新口農園さんからいただいたみかんのほか、オレンジや天草晩柑など、その時々に手に入る質の良い柑橘を厳選して使用しています。それに加え、ぶどうの森農園で栽培するマロウやバタフライピーなどのハーブもブレンドしました。印象的な紫色はこのハーブに由来するもので、見た目にも美しい一杯です。
ラベルのデザイン
この瑞々しい世界は、FLOWERSと同じくフィンランドのイラストレーター、ロッタ・マイヤさんによるものです。クリエイティブディレクターの久松氏と彼女はリモートで何度もやり取りを重ねていましたが、彼女の来日時にはぶどうの森・本店を一緒に訪れ、ぶどうの森蒸留所やラシェットなどの畑を共に散策してくれました。この体験が生き生きとしたエネルギーを表現する大きなインスピレーションにしてもらえたのではと私たちは感じています。

ペアリングフード (一緒にお楽しみいただきたいフード)
ご自宅で楽しむなら、生ハムとバゲット:ハーブの清涼感がハムの塩味と旨みを引き立て、食欲をそそります。
またはスモークサーモンのカナッペ:スモークの香りとハーブの香りが互いを引き立て合い、洗練されたマリアージュが楽しめます。
ぶどうの森のメニューなら、パスタやピッツァなどお料理全般。肉や魚、野菜など、何とでも合わせやすいのが特徴です。爽やかな香りは食前のドリンクとしても活躍します。

IN THE FOREST/GIN SODA 0%
ノンアルコールのジンソーダ。深い森の香りと凛とした空気感を表現しました。
まずはそのままでお楽しみください。より深い森の香りを求めるなら、森のジンを加えていただくのもおすすめです。

ボタニカル(香りを抽出するために使用した植物)
このドリンクは「森のジン 森庭 N01」を専用のクラフトトニックで割ったものです。そのため香りは、森のジン同様に白山市の森に自生するクロモジや松葉など森のエレメントが中心ですが、果汁やハーブの蒸留水などを加えることで森の香りに奥行きが生まれています。MORI NO NIWAの蒸留家が、森や畑を歩き、自らの五感で選び抜いたボタニカルたちが、この凛とした香りの世界を作り上げました。
ラベルのデザイン
この静謐な森の世界を描いてくれたのは、映画、演劇、雑誌、ポスター 等、幅広い分野で活動するアーティスト、村田篤司さんです。クリエイティブディレクターの久松氏が、以前から彼の作品に惹かれていたことがきっかけとなり、このプロジェクトへの参加を依頼しました。
そこで話し合われたのは、ただの商品のラベルをつくるのではなく、この商品のストーリーをつくろうということ。飲む人が「IN THE FOREST」という名前とともに 色々な物語を想像して楽しんでもらいたいという想いをこめて、森の妖精をシンボルにすることにしたそうです。
王冠をしているので森の妖精でもありながら実は森の国の王様かもしれません。謎めいた存在に、飲む人が自分と重ねて思いを巡らせて楽しんでもらえればうれしいです。

MORI NO NIWAで、いつかこの物語の続きを表現してみるのが楽しみです。
ペアリングフード (一緒にお楽しみいただきたいフード)
ご自宅で楽しむなら、スモーク風味のチーズや肉料理: 針葉樹の清涼感がスモークの香りと重なり合い、森の中にいるような心地よさを生み出します。ピッツァやグリルした肉料理との相性も抜群です。
またはダークチョコレート: カカオの濃厚な苦みが、針葉樹の爽やかな香りを引き立てます。
ぶどうの森のアイテムなら、自家製シャルキュトリーの盛り合わせ: 当社が力を入れている自家製シャルキュトリーは、肉の旨みとハーブやスパイスの風味が凝縮されており、IN THE FORESTが持つ凛とした香りと絶妙に調和します。

草花のみずみずしい生命力が広がる「MORI NO NIWA」シリーズ。きっと皆さまの日々の暮らしに心ときめく瞬間をもたらしてくれるはず。それぞれの商品にある物語を感じながら味わっていただき、さらに深く豊かな食体験をお楽しみいただければ幸いです。
取り扱い店舗
お買い求めいただける店舗
・ガーデン&ファーム
・洋菓子工房(予約対応のみ)
・MORI NO NIWA オンラインショップ(こちらから)
店内でお楽しみいただける店舗
・イタリアンカフェ 本店
・イタリアンカフェ 金沢フォーラス店
・タパス・エ・バール
※店舗によりご用意している内容が異なります。ご了承下さい