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洋菓子工房

自家製ボタニカルウォーターの香りを閉じこめたボンボンショコラ、「蒸留ショコラ」発売

2024.01.18

1月~4月はギフトシーズン。
ぶどうのぶどうの森では毎年テーマを絞り、ショコラを通してその世界を表現しています。

昨年は植物としての「カカオノキ」のポテンシャルに迫りました。
2024年は「蒸留」です。植物の蒸留水を通して地の個性・魅力を表現することで、コミュニティ醸成に寄与することを願うものです。
その中で誕生した新作「蒸留ショコラ」を今回はご紹介します。

蒸留ショコラ

4つの「蒸留」素材の個性をショコラの中で表現したボンボンショコラ。
相性のよい素材も掛け合わせながら、ショコラとしての完成度にこだわりました。

本商品では、チョコレートの未来を考える「カカオ・トレース」のチョコレートを使用しています。
森の香り、ローズ、ラベンダーの3種は、ぶどうの森本店の「レ・トネル」のソムリエが自家蒸留したボタニカルウォーターを使用しています。

カカオ・トレースの詳細はこちら
レストランぶどうの森「レ・トネル」はこちら

4つのフレーバー

〇森の香り

「森の香り」には、地元白山市に自生するクロモジや五葉松などの針葉樹に加え、自社農園で栽培したハーブも使用しています。樹木と草花をそれぞれ丁寧に蒸留し、それらをブレンドして使うことで、角がとれたやさしい爽やかな香りが生まれました。

森のジンの原料となるクロモジ、五葉松、ジュニパーベリー。エッセンスを抽出してジンに使っています。

実は、このブレンドされたボタニカルウォーターが昨年発売したクラフトジン「森のジン」の香りの源。
そのままショコラに閉じこめてお楽しみいただこうとしたのがこの「森の香り」です。
力強いスイートチョコレートの中で、すっきりとした森の香りが心地よい存在感を放っています。

蒸留ショコラのフレーバーのひとつ「森の香り」。白山市に自生するクロモジなどの香木、自園製のハーブなどの蒸留水をブレンドして使っています。

ぶどうの森のクラフトジン「森のジン」のご案内はこちらから

〇ラム

蒸留酒の代表選手「ラム」を使用したボンボンショコラ。安定した王道の一品です。
ラムの力強い香りとコクのある甘みがまろやかなミルクチョコレートに溶け込んで、自然な一体感が生まれています。お酒をしっかりと効かせた大人のショコラです。

蒸留酒であるラムとミルクチョコレートを使用。安定した王道のボンボンショコラに仕上がりました。

〇ローズ

富山県の「ジャパン・フラワー・コーポレーション」さんから射水市産の食香バラをいただいて蒸留したローズウォーターを使用。相性のよいラズベリーのコンフィチュールソースとミルクチョコレートのガナッシュにも忍ばせて、上品なローズの香りがほのかに広がる繊細なショコラに仕上げました。

〇ラベンダー

本店のぶどうの森農園で栽培したラベンダーを収穫・冷凍保管し、それを丁寧に蒸留しました。
カルダモンなどスパイスも数種類ブレンドして、ソムリエがオリジナルレシピのボタニカルウォーターに仕上げましたが、パティシエはその香りをカシスのコンフィチュールとともにホワイトチョコレートの中で花開かせました。
(個人的にはもっともお気に入りのフレーバーです)

植物の香りをショコラの中でどのように表現するか、パティシエと相談しながらたどり着いた答えがそれぞれのボンボンショコラにあります。オリジナル蒸留水を使った3つのフレーバーは「強すぎず、でも弱すぎず」に仕上げてもらいましたが、中でも「森の香り」「ローズ」は香りの表現が難しく、試作を重ねて完成したフレーバーです。

そんなショコラを口に含み、口から鼻へゆっくりと広がってい行く香りを感覚を研ぎ澄ましながら意識するその時間は、きっと産地へ思いを馳せる時間でもあると思うのです。
健やかな植物を培う北陸・石川の地の魅力をこの蒸留ショコラでお楽しみいただければ幸いです。


商品概要

[品名と価格]
・蒸留ショコラ 4個 1,296円
・蒸留ショコラ 2個(森の香り・ラム) 648円
・蒸留ショコラ 2個(ローズ・ラベンダー) 702円

[販売期間]2024年1月中旬から3月末頃まで

[取り扱い店舗]洋菓子工房ぶどうの森 7店舗
(本店・イオン金沢店・イオンかほく店・イオンもりの里店・アルプラFM大河端店・イオンモール新小松店・ラスパ白山店)


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