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洋菓子工房

ひんやりがおいしい!2023年夏のおすすめ4種、地元素材が光るジュレ、ヴェリーヌ、プリン

2023.05.13

5月も中旬になれば、最高気温が20℃を超える日が続きます。
昼間の車内温度がいよいよ季節が次のステージに進んだことを肌で教えてくれます。

そこで今回は洋菓子工房から、冷やして美味しいおすすめスイーツのご紹介です。
今年はとりわけ、地元の優秀な素材をうまく取り入れてご用意することができました。
暑い季節のひとやすみ、夜のデザート、贈り物など。皆様の夏の暮らしの中でお楽しみいただければ幸いです。

畑の葛きりジュレ
 ぶどう畑の葛きりジュレ
 もも畑の葛きりジュレ
 ゆず畑の葛きりジュレ
ぶどう畑のジュレ
ぶどうの森のヴェリーヌ 加賀しずくと加賀の紅茶
棒茶プリン・あんバタークリーム

畑の葛きりジュレ

洋菓子工房の夏の看板商品。果汁たっぷりのやわらかなジュレに葛きりを合わせたぶどうの森オリジナルデザートです。果実の芳香さと葛きりのつるりとした食感が、すっきりと身体に沁みわたります。

[価格]各324円
[販売期間]5月20日ごろから8月末ごろ
[保管温度]常温で保管いただけますが、ぜひ冷やしてお召し上がりください
[取扱店舗]洋菓子工房ぶどうの森各店(百番街店を除く)

●ぶどう畑の葛きりジュレ【涼紫】

濃厚でとっても甘いスチューベン種のぶどう。それを自家製ぶどうジュースにしてジュレに使用しました。まるでソースのように葛きりに絡まって、涼やかさとふくよかさが溢れるデザートなりました。

こぼれ話:【涼紫】(すずむらさき)
3種類ご用意している葛きりジュレですが、最初に登場したのが「ぶどう」でした。
非常に良い仕上がりだったので、全社を挙げておすすめしていこうと名前を社内で公募したところ選ばれたのが、「涼紫(すずむらさき)」。考案者は、若かりし日の塩崎シェフでした。現在、ぶどうの森のケーキの美味しさの基準を決める彼が、その当時から多方面での才能を開かせていたことがうかがえます。
その後、種類が増えたこともあり「畑の葛きりジュレ」に改名されますが、「ぶどう畑の葛きりジュレ」にだけ「涼紫」の文字があるのは、その名残なのでした。

「涼紫」の文字が残る「ぶどう畑の葛きりジュレ」。

●もも畑の葛きりジュレ

ジュレには、フランス産の白桃に加えて赤桃(ペッシュドヴィーニュ)のピューレを使用。そこへ葛きりを合わせました。そのため桃色鮮やか、味わいにもまろやかに、コクと深みが生まれました。

こぼれ話「ペッシュ ド ヴィーニュ」
日本語では「赤桃」と訳される品種ですが、フランス語で「ぶどう畑の桃」の意。
桃とぶどうは栽培する環境が似ていて、フランスではブドウ畑の隣に栽培されることが多いことに由来しているとか。ぶどう農家から始まったぶどうの森にとって、ご縁を感じる桃なのでした。

もも畑の葛きりジュレは、2種の桃でふくよかな味わい。

●ゆず畑の葛きりジュレ

クセのない香り豊かな国産柚子果汁に国産柚子ピールも忍ばせて作ったジュレ。そこへ葛きりを合わせました。柚子の爽やかな香りと甘みに、ツルリとした葛きりと柚子の果皮が楽しい食感。ほんのり漂うほろにがさも上品な印象です。

ゆず畑の葛切りジュレは国産柚子果汁のジュレに、国産柚子ピール入りで華やか&さわやか。

ぶどう畑のジュレ

[価格]各324円
[販売期間]5月20日ごろから8月末ごろ
[保管温度]常温で保管いただけますが、ぜひ冷やしてお召し上がりください
[取扱店舗]洋菓子工房ぶどうの森各店(百番街店を除く)

「ぶどう畑の葛きりジュレ」でも使用している自家製ぶどうジュースを使用。その美味しさを楽しんでいただきたくてご用意したシンプルなジュレです。
スチューベン種ぶどうの特徴は、なんといってもその糖度の高さ。しっかりと完熟した果実を丁寧に絞ったから、さらに深い味わいに仕上がりました。果実由来の濃厚で力強い甘み、華やかな香りをお楽しみください。

スチューベン種のぶどうの美味しさを閉じ込めた「ぶどう畑のジュレ」

ぶどうの森のヴェリーヌ 加賀しずくと加賀の紅茶

[価格]864円
[販売期間]通年でご用意する予定です。
[保管温度]常温で保管いただけますが、ぜひ冷やしてお召し上がりください
[取扱店舗]洋菓子工房ぶどうの森各店(百番街店を除く)

石川県が誇るブランド和梨「加賀しずく」と「加賀の紅茶」を使用したプレミアムデザート。洋菓子工房の技術を活かして洋風涼菓に仕上げました。

上層は、ほどよい食感と香りをたたえた加賀しずくのコンポート、それを包む繊細な香りと風味の加賀の紅茶のジュレ。
下層は、洋菓子工房の看板商品「モンブラン」でも活躍するスペイン栗のムース。上層を引き立てる、なめらかさと心地よい重厚感を求めました。
お召し上がりいただくときは、最初のひとくちは少しだけすくって、ジュレと加賀しずくの繊細な味わいをお楽しみください。そしてその次は、ムースと一緒にすくって、そのマリアージュの豊かさをお楽しみください。

今年の春から販売していますが、ご好評により販売継続が決定!夏の贈り物としておすすめの商品です。

こぼれ話:「高圧処理」された加賀しずくの果実。
高圧処理は、色や香り・食感・味わいのような官能的な側面に加えて、消化性や栄養価についても損なわれる部分が少ないとして注目されている新しい食品加工技術です。
ぶどうの森では、高圧処理の中でもさらに特殊な中高圧加工装置を持つ株式会社スギヨさんに委託して、加賀しずくをコンポートにしていただいています。
フレッシュフルーツさながらのみずみずしさや爽やかな香り・豊かな甘みや食感をとどめながら、加工が容易になりケーキや洋生菓子へ幅広く活用できるようになったのでした。

中高圧処理された加賀しずくの果実。みずみずしさや香りをしっかりととどめています。

棒茶プリン・あんバタークリーム

[価格]562円
[販売期間]通年でご用意する予定です。
[保管温度]冷凍。お召し上がりの前に2~3時間冷蔵解凍ください。
[取扱店舗]洋菓子工房ぶどうの森各店(百番街店を除く)

4月末に発売した商品ですが、こちらも定番商品として販売継続!
金沢は大野で焙煎されたこだわりの「金棒茶(かなぼうちゃ)」を使用。フローラルな香りと繊細な風味をプリンの中に閉じ込めました。
それを覆うのは、柔らかな甘さの「あんこ」のクリーム。国産バターを混ぜ合わせてふわりとやわらかな食感を創出しています。「よくぞここまで…!」と思うほど、それぞれの風味がきちんと引き立てられて、それでいてまとまっています。
古きに敬意を払いながら進化しつづける金沢を象徴するようないい商品になったと思っています。ぜひ金沢みやげとしてもご活用いただければ幸いです。

こぼれ話金棒茶(かなぼうちゃ)SHUN
金沢の港町大野で、厳選したお茶を使用し、こだわりの焙煎をされている「Tenriverside」さんからいただきました。
お世話になっている青果問屋さんからのご紹介がきっかけですが、その香りや風味にほれ込んだパティシエ塩崎シェフが「ぜひ使いたい!」と熱望したのでした。
この繊細な美味しさがプリンの中で生きるのか…?という企画担当の心配をよそに、プリンだけでなくあんバタークリームとも絶妙なバランスに仕上がっています。さすが!の技術です。
6月に少しパッケージをリニューアルしてご用意する予定です。お楽しみに。

いかがでしょうか。
いずれも、ぶどう園の目利きや技術を活かしたり、地元でものづくりに取り組む心ある仲間のこだわり素材が詰まった自信作です。ぜひ、そんなストーリーも一緒にお楽しみいただければ幸いです。


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