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ぶどうの森・本店

夏が終わり、ラシェットエリアも秋冬じたく。初秋の果物・野菜の収穫、秋冬野菜の種まきがメインの9月です。[9月のラシェット]

2022.09.13

突然夏が舞い戻ったような暑さに包まれる日もありますが、日も少しずつ短くなり、もうすっかり秋を堪能する季節になりました。

一年の中でも一番短く感じる季節でもあるので、味覚や行楽、芸術など様々な「○○の秋」を貪欲に求めて楽しむ毎日ですが、ラシェットエリアも心地よい秋の景色にシフトしております。
お祭りのような夏野菜の収穫ラッシュも落ち着き、今月は種まきや苗植えなど次のシーズンの準備がメインに。

今回はそんな秋冬じたく真っ最中のラシェットをお届け。
また先週末に行なった根菜類の種まき体験の様子もあわせてご紹介してまいりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

■種まき&苗植えで秋冬野菜の準備。先週末には種まき体験も行ないました。

例年この時期には秋冬に収穫を行なう、かぶ・大根などの根菜類と、チコリや白菜・キャベツなどのリーフ類の準備を行なっています。

今年は初の試みとして、根菜類の種まき(&収穫)体験を実施! 嬉しいことにたくさんのお申込みをいただき、先週末9/10(土)に無事行なうことができました。

まずは高田農園長から挨拶と種まきレクチャータイム。皆さん真剣に聞き入っています。
種まきのようす(その1)。
種まきのようす(その2)。
種まきのようす(その3)。
種をまいて土をかぶせたら、あとは水やり。しっかり育ちますようにと祈りながら愛情の水をかけます。
種まきが完了したら、おまけのトラクター体験で記念写真をパチリ!お子様にはこちらの方が楽しんでいただけたかも?!
※トラクターは停止させて安全な状態で乗車体験を行なっております。

当日まで雨の日が多かったので土のぬかるみなど足元が心配の一つでしたが、ご参加いただいた皆さまにはそれぞれに楽しんでいただけたようでした。本当にありがとうございました!

なおこちらのイベントは種まきした野菜の収穫体験までセット。
おおよそ2か月後に収穫を迎える予定ですので、その時の様子もまたお届けできればと思います。どうぞお楽しみに!

もう少ししたらリーフ類の苗植えも。畑の顔も徐々に冬色になっていきます。

根菜類は畑に直に種まきを行ないましたが、リーフ類は育ちやすくするためにハウスで種まき~苗づくりの後、畑に苗植えを行ないます。

ハウスで苗の様子を見させてもらったところ、8月下旬頃に種まきしたものが約1週間後にはしっかり芽吹いていました。
もう少ししたら畑に苗植えを行なう予定です。

8月下旬、ハウスにてリーフ類(チコリ)の種まきの様子。高田農園長の華麗な指さばきで種がまかれていきます。
9月頭ごろ。芽が出てきました。今はまだどの種類も皆緑色で区別がつきませんが、大きくなると種類ごとに色が変わって綺麗だそうです。

秋冬の葉物野菜はお鍋やシチュー、ポトフなどの煮込み料理と相性ばつぐん。今から収穫が待ち遠しいです!

■食べごろ果物・野菜もまだまだ!9月はいちじく、シカクマメが収穫どきです。

夏野菜の収穫はもうすっかり落ち着きましたが、この時期ならではの果物、野菜はまだまだ旬を迎えております。

「いちじく」

実はラシェットエリアから少し離れた場所にある畑で育てている、ぶどうの森農園のいちじく。
畑に入った瞬間から、いちじくの特徴的な甘い香りが!ただそこにいるだけで、いちじくを食べているようでした。

いちじくの木は品種にもよりますが枝が横向きに伸びたような、ちょっと変わった形に仕立てます。
漢数字の「一(いち)」の形に似ていることから「一文字仕立て」というそうですが、このような形に仕立てることで、収穫がしやすい・日光がまんべんなく当たり色づきがいい・風通しが良くなり病害虫に強くなる といったメリットがあるそうです。

「一」のように横向きに綺麗に枝を伸ばす、いちじくの木。

またいちじくには様々な品種があって、ここでは

○ドーフィン(赤)
○バナーネ(白)
○カドタ(白)
○ビオレソリエス(黒)

といった大きさや果皮の色が様々な品種を育てています。(カッコ内は果皮の色)

それぞれに食感や味わいに違いがありますが、いずれも香りがよくとってもジューシー!
ガーデン&ファームでの直売のほか、洋菓子工房のケーキ、レストランでのお料理にも活躍中(予定のものも)です。 ぜひその魅惑の味わいをご堪能くださいませ♪

「シカクマメ」

マメ科の仲間で、ぶどうの森ではもうおなじみの季節野菜となりつつありますが、スーパーなどではあまり見かけない珍しいお野菜です。

4つのヒダを持つ鞘(さや)の形が特徴的で、カットしてみると断面が四角形の形に!この形が「シカクマメ」という名前の由来と言われています。
断面の四角形の角についたヒダが羽のように見えることから、英語ではウィング・ビーンと言うそうです。

シカクマメの断面。ユニークな形が魅力です。

鞘ごと食べられて、シャキシャキした食感を楽しむお野菜なので、下ごしらえはサッとお湯で茹でるだけでOK!
そのままサラダにしても良いですし、和え物や天ぷらなども美味しいです。

ちなみに花も食べられます。

シカクマメの花は澄んだ青色がとっても素敵。実がまだ小さいものもミニチュア感が可愛らしいので、本店敷地内のフレンチレストラン「レ・トネル」では花や小さい実もお出しすることも。
お味は花も不思議と成長したシカクマメと同じなので、色々な見た目でその美味しさを楽しむことができます。

右から順にシカクマメ(花~実)の成長記録。一般的な収穫どきのものは左から2番目のもの。一番左のものは成長しすぎて食感がちょっと固くなってしまいます。

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今月もラシェットの様子をお届けいたしました。
ちょうど秋の端境期になるのでトピックはちょっと少なめになってしまいましたが、その分次の秋冬野菜のシーズンに向けてせっせと準備を頑張っていきたいと思います!

お散歩もしやすい気温になってきましたので、ぶどうの森の本店にいらっしゃった際はラシェットにもふらっと立ち寄っていただけると嬉しいです。

それではまた来月のラシェット日記をお楽しみに!


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