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ぶどうの森・本店

夏、ぶどうの季節が到来!今がおすすめ、今買えるぶどうをドドンとご紹介します[ぶどう園]

2022.08.02

8月になりました!
空梅雨からの戻り梅雨というイレギュラーな天候の7月が過ぎ去って、ザ・夏!の8月がやってきました。

ぶどうの森では毎年恒例のぶどう直売所も始まり、少しずつ収穫できる品種も増えてきました。
そこで本日は8月前半に買える、今がおすすめのぶどうの品種をご紹介いたします!

毎年約50種のぶどうを栽培するという、当社のぶどう園。
一般的に一つの農園で育てる品種数は5~6と言われている中で、これは驚異的な数字とも言えます。

「今年はどのぶどうを買おうかな~」と迷われている方ももちろん、そうでない方にも「ぶどうってこんなにたくさんの品種があるんだな」とワクワクする内容になっていると思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ♪

■今、買える!ポピュラー揃いの品種をご紹介!(8月1日時点)

デラウェア

もはや説明不要ともいえる、ポピュラー中のポピュラーな品種、デラウェア。
種なし・爽やかな酸味と甘みで、気づいたら食べ過ぎていた…!という方も多数いらっしゃることでしょう。今年のぶどう、まずはウォーミングアップの一品としてもおすすめです。

ヒムロッド・シードレス

黄緑色、中粒の種なしぶどう。
通常のぶどうには種があり、ジベレリン処理をすることで種なしにすることが多いのですが、この品種は名前にもある通り元々種のない品種です。

また、そこまで肥大化もしないので摘粒(いらない粒を切り落として整えること)をそこまで必要としないのも特徴です。つまり一房の粒が多いのでちょっと得した気分になるかも?!
干しブドウ向けの品種ですが果肉が柔らかく、お子様でも食べやすい品種として人気です。

アーリースチューベン

黒色、中粒のぶどう。種なしです。
後述するニューヨークマスカットとは大きさや皮の色が似通っており、素人の私では粒の形(アーリースチューベンは若干の楕円形、ニューヨークマスカットはしっかり真ん丸)で頑張って判別できるかどうかです。

しかし味わいは違っており、アーリースチューベンはしっかり甘いのが特徴です。まるでジュースを飲んでいるような、しっとり上品な甘さです。

ニューヨークマスカット

黒色、中粒のぶどう。アーリースチューベンの箇所でも述べましたが、粒の形は綺麗な真ん丸です。
種ありで皮が厚め、加えてそこまで大きくない粒なので、可食部が少ないのがちょっと残念な品種ですが、「それでもいい!」と言えるほど程よい甘さと果肉感が美味です。(私の一番のおすすめです!)

安芸(あき)クイーン

赤色、大粒のぶどう。種なしです。
農園スタッフいわく、この[赤色、大粒]という組み合わせはかなり育てにくい品種だそうで、しかも収穫する量を少なくしないと色がしっかり入らない、というなかなかのクセモノ。 そんな生産者泣かせの品種ですが、当園では土壌、温度があっているためか着色が非常に良好で高い評価をいただいています。

生育が難しい分、味わいは絶品!「香りがいいと味が濃い」と農園スタッフから耳より情報を頂いたので、直売所でのぶどう選びの参考にしてみてください。
あとは皮がびっくりするくらい気持ちよく剥けます。

ブラックビート

紫黒色、大粒のぶどう。種なしです。一見、「巨峰?!」と思うほど大きい粒にびっくりします。
味わいの特徴としては大味になりやすいとのこと。確かにちょっと薄味かな、と思うのですが、瑞々しくてとってもジューシーです。

黄玉(おうぎょく)

白黄色、大粒のぶどう。種なしです。倒卵型といって若干楕円系の粒の形も特徴です。
直売所に並ぶ頃には、写真より若干黄色がのります。スタッフいわく「酸味が残りやすいが、冷やすと酸味の角がとれてまろやかに。甘みが引き立って美味しい。」とのことなので、しっかり冷やして食べるのがおすすめです。

藤稔

紫黒色、巨大粒。種なしです。
巨大粒、と言うくらいなので、まず何より粒の大きさにびっくりします。その分味わいは大味になりやすいですが、ギリギリまで棚に残すことで最高の味わいになるよう頑張っています。

紅バラード(※8月頭ごろ~予定)

紫紅色、長楕円の大粒ぶどうです。種はありますが、皮ごと食べることができます。
写真はまだ若干緑色が残りますが、しっかり紫色の色が入ります。甘さはあっさりめです。

■もうしばらくお待ちください。お盆前後に登場予定の品種はこちら!

ここからは、8月1日時点では置いていませんが、お盆(13~15日)前後に登場する予定の品種をざっとご紹介していきます。

シャインマスカット(※お盆中~予定)

近年ではデラウェアに次ぐポピュラーな品種といえるのではないでしょうか。
緑色、大粒。種なしです。何より皮ごと食べられるのが大きな特徴です。味わいは弾けるような爽やかな甘さと瑞々しさが強く印象に残ります。

本来収穫期は9月ごろですが、当園では当品種の畑(ハウス)が点在しているため、早く育って早く収穫できるものから直売所においています。
つまり長期にわたって直売所においているので「今度でいいか」でも割と問題ない品種ですが、やはり収穫時期や畑によって若干の味わいの違いは出てくるもの。
その違いを味わうのも、当園のシャインマスカットの楽しみのひとつです。

※収穫時期の異なるいくつかの畑から収穫しています。そのため、タイミングによっては収穫と収穫の間でご購入いただけない期間が発生する可能性があります。ご了承ください。

【当園作出品種】コウノスケ(※お盆明け~予定)

黄緑色、大粒のぶどう。種なしです。
言わずと知れた(?)当園で交配し、種なし栽培を行なう品種です。皮ごと食べられます。
味わいはどちらかというとあっさりめの部類で、何粒でもいける美味しさです。

ノースレッド(写真左)(※お盆中~予定)

赤色、中粒。
一番の特徴はなんといってもその香り。当園では第一駐車場の奥で栽培していますが、その真下にいるだけで強い香りが漂ってきます。(撮影中も凄く香っていました)
いわゆるアメリカ系ぶどう本来の香りで、小さい粒ながらも人気の品種です。

リザマート(写真右)(※お盆明け~予定)

紫紅色、大粒。長楕円形という特徴的な形です。
種ありですが、皮ごと食べられて、そのパリっとした食感は思わず「ぶどう?!」と疑ってしまうほど“らしくない”ぶどうで新鮮です。
変わり種をお求めのお客様には大変おすすめの品種です。

シャイニーレディ(写真左)(※お盆明け~予定)

紅色、大粒のぶどう。種ありですが、皮ごと食べられます。
先述のリザマートと見た目がとても似ていますが、リザマートより透け感のある綺麗な紅紫色の色が印象的です。

巨峰(写真右)(※お盆明け~予定)

黒色、大粒のぶどう。種なしです。
こちらも「ぶどうといえば」で思う浮かぶ方が多いでしょう。大きく、身がしまっていて食べ応えもばっちり。そして何より強い甘みが人気の理由です。

■美味しく楽しく味わおう!ぶどうのあれこれ豆知識。

ぶどうは洗って食べる?

結論から言うと、当園のぶどうは洗わずにそのまま食べていただいてもOK!
スーパーに並んでいるぶどうは流通過程でいろんな人が触ったりするので、気になる人は流水でサッと洗い流してから食べてもいいのですが、当園では農園で採れたものを直売しているので、流通過程での心配はありません。

「残留農薬は大丈夫なの?」という心配もあるかと思いますが、通常、袋掛けしてから1~2回消毒する農園が一般的ですが、当園では基本的にそのタイミングでの消毒はしていません。

そうでなくても、国産はもちろん外国産も、一般的に農薬は収穫時期まで残留しないようきちんと計算して使用されているとのことなので、基本的にぶどうの残留農薬はほとんどないと考えてよいでしょう。

ちなみに、ぶどうには表面に白い粉のようなものがついていることが多々あります。
ぱっと見て、「これは農薬では?」と心配になってしまいますが、実はこの白い粉、「ブルーム」というぶどう自身から出る脂肪酸などでできた天然成分です。
(中にはブルームがつきにくいブルームレスの品種も存在します)

果皮に浮き出る白い粉、ブルーム。

ブルームは水を弾きます。雨などを弾いて病気を防いだり、水分蒸発を防いで鮮度を保ったりする自衛システムのようなものです。
つまりブルームがたくさんついたものほど新鮮な証なので、無理に洗い流す必要はありません。ぜひそのまま自然な美味しさを味わってみてください!

保存方法とおすすめのお召し上がり方。

保存は「冷蔵保存」が基本です。

果実の中には追熟して甘くなるものもありますが、ぶどうは追熟しない果実です。(若干甘みが強くなるように感じますが、常温で酸味が抜けていくためであり、甘みが増すわけではありません)

冷蔵保存で日持ちはだいたい10日間ほど。スーパー購入のものより若干日持ちが長いのも直売ならではの強みです。

基本は冷蔵と申しましたが、農園スタッフで割と声が多かったのが「冷凍」での召し上がり方もおすすめです。

ぶどうは糖度が高く、完全には凍りません。一晩ほど冷凍庫で冷やしていただくと、シャリッとまるでシャーベットのような食感と、ぎゅっと閉じ込められた甘さが良い感じに主張します。

「冷凍ぶどう」、いつもの食べ方に飽きたらぜひお試しくださいませ!

冷凍したデラウェアとヒムロッド・シードレス。程よくついた霜が涼感を演出します。

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今回15種もの品種をご紹介いたしましたが、この中に気になるあの子はいましたでしょうか?

「多いな~」と感じたのですが、これでも全体の1/3ほどです。お盆前後からブワーっと種類が増えてくる予定なので、また8月後半にも新たに品種紹介をさせていただきますね。

ぶどう全体としてもまだ「旬」とは言えませんが、それはそれとして、走り始めの味わいも今だけのお楽しみです。ぜひ「今」のぶどうを味わいながら、これから出てくるぶどうも楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!