皆さんは「能登牛（のとうし）」を知っていますか？
能登牛とは、いわゆる和牛における地域ブランドのひとつ。石川県で肥育される黒毛和種の肉牛の中で、全国同一の基準で格付された肉質・肉色などの優れたものを「能登牛」という名称で認定しています。

その肉質はきめ細かく、上品な脂が特徴とされています。
牛肉のやわらかさや香りの指標といわれる、脂肪の中に含まれる「オレイン酸」の含有率。この値が高いほど、とろけるような食感が味わえるとされていますが、能登牛は和牛のオリンピックとも呼ばれる「第9回全国和牛能力共進会」で、このオレイン酸の含有率が最も多く、脂肪の質に優れていたので「特別賞」を受賞しました。

ジューシーな味わいを想像して思わずよだれを垂らさずにはいられない能登牛ですが、出荷頭数が少なく、石川県以外ではなかなか食することが難しいので「幻のブランド牛」とも言われています。

そんな能登牛を使ったメニュー3品を、なんとこのたびゆげや萬久でご提供することになりました！1品1品ご紹介させていただきますので、ぜひご覧になっていってくださいね。

【筆者のイチオシ！】能登牛焼きすき御膳

まずご紹介するメニューは「焼きすき」！素材そのものの味わいを楽しむなら間違いないメニューです。

これぞ焼きすきの醍醐味！お客様ご自身でお肉を焼いてお召し上がりいただけます。

やはり焼きすきの醍醐味と言えば、焼き調理の瞬間ですよね。焼き色がついていくお肉、溢れ出す肉汁、たちこめる香ばしい匂い…。
今回ゆげや萬久の初の試みとして、お客様ご自身でお肉を焼いていただくという形をとりました。臨場感のある体験型メニューにすることで、能登牛の美味しさをより感じていただければと思っております。

まずは焼きたてのお肉をそのままどうぞ♪

焼きたてのお肉はまずはそのまま、お肉そのものの美味しさと旨みを味わってみてください。確かな食感のなかに、とろけるジューシー感を感じられるかと思います。

白米＆海苔のシンプルな合わせ技もお楽しみいただけます。

お肉だけを味わっていただいた後は、白米＆海苔とあわせてお召し上がりください。シンプルながらも、食べ応えしっかりのお肉の食感を感じられます。
一緒にお付けしたお手製の甘いタレと合わせれば、お肉の旨みとタレの甘みが絡まってまろやかな味わいをお楽しみいただけます。

メニュー名：能登牛焼きすき御膳
価格：1,870円（税込）

※お好みでおつけできます。
・生卵　50円（税込）
・お肉3枚（追加分）　1,100円（税込）

能登牛ミルフィーユかつ丼

スライスした能登牛を数枚重ねて巻いたものに、パン粉をまぶして揚げた「ミルフィーユかつ」。フランス発祥の伝統菓子に由来するその名前のとおり、その断面には綺麗に重なったお肉の層が見えます。

もちろん、その見た目だけでなく味わいも一級品！重なったお肉の間から溢れ出る肉汁と、衣にヒタヒタになるまで漬けたお手製の甘辛いタレが絡まって、口の中でしっとりジューシーな味わいを奏でます。思わず目をつぶって感嘆の声をあげるほど、完成されたその美味しさでごはんが進みます。

メニュー名：能登牛ミルフィーユかつ丼
価格：1,650円（税込）

能登牛ひつまぶし

シンプルな牛肉のひつまぶしに、贅沢に能登牛を使ってお作りしました。
ごはんを埋め尽くすお肉は、しっかり食べ応えがあってボリューム満点！ねぎ、山葵などの薬味が絡むことでお肉の旨みが引き出され、より深みのある味わいとなっています。

2/3ほど召し上がったら、いったんお箸をとめて付属のおでんだしをかけてお茶漬けとして味わってみてください。能登塩をベースとしたあっさりとしただしが、お肉の上にのった甘辛いタレと絡んで味わい深い一品となっています。

メニュー名：能登牛ひつまぶし
価格：1,600円（税込）

ちょっとした贅沢ランチ、特別感あふれる観光ランチに。

今回は、当社で唯一和食を担う「ゆげや萬久」の新作メニューをお送りしました。
筆者は取材のために一度試食しているのですが、記事を書きながら「あぁまた食べたい…」と能登牛が恋しくなってしまいました。おそるべし、能登牛の誘惑！

次は自分へのご褒美として贅沢ランチに食べてやるぞ！と思っているので、ぜひ皆さまにもちょっと特別なランチタイムの候補に挙げていただけたらと思います。

今回紹介したメニューはこちらでお召し上がりいただけます！

店舗名：ゆげや萬久
営業時間：11:00～20:00（L.O.）
定休日：金沢エムザに準ずる
所在地：金沢エムザB1階
TEL：076-224-8989

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