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洋菓子工房

GWにおすすめ!トレンドの「バニラ」と「ネオ洋菓子」、2つのテーマで新商品が登場

2023.04.20

桃色に染まった金沢の街も、瞬く間に若草色へと衣替えがすすみました。
それもそのはず、気が付けばもうゴールデンウィークが目の前です。
皆さまには、ご予定がお決まりでしょうか。

のんびり1人時間を過ごされる方から、久しぶりの顔に会う方も、それぞれいらっしゃるでしょう。
いずれにしても、いつもとは違う特別な時間になるはずです。

そこで今回は、そんな皆様のひと時をさらに豊かにするべく、新作を投入!
GWを彩るお役に立ちたく、2つのテーマを設定しました。それでは早速ご紹介いたします。

その1)今こそ、バニラ。~バニラの産地とオリジナリティ~
・シュークリーム
・プディング・バニーユ
その2)定番だけど、新しい。~トレンドの先を!ネオ・洋菓子~
・あんバターカヌレ(加賀棒茶®)
・棒茶プリン・あんバタークリーム
・サブレ・フロランタン

その1)今こそ、バニラ。
    ~バニラの産地とオリジナリティ~

お菓子作りに欠かせない「バニラ」。
まるでバニラはプレーン味のような錯覚すら起こすほど、馴染みのある素材になっています。しかし、誤解するなかれ。「ピスタチオ味」や「チョコレート味」と同じ、れっきとしたフレーバーのひとつです。
原産地は熱帯アメリカ。黄緑色の花から細長い実をつけますが、その中に無数に詰まっている黒い種子がバニラビーンズ。放たれる芳しい香りは、古くから香料・薬草としても使われてきました。

バニラのさやの中には、小さなバニラビーンズがびっしりと詰まっています。

そんなバニラも、一大産地のマダガスカルを襲ったサイクロンや干ばつのために、世界の市場から姿を消した時期がありました。しかしそれも少しずつ解消され、最近では様々な産地のバニラを見かけるようになっています。

そこで今回は、そんなバニラの個性をお楽しみいただきたく、2つのアイテムを用意しました。
チョコレートのカカオやコーヒーの豆と同じように、その土地と作り手の情熱に思いを馳せながら、バニラという農産物の生命力に触れていただければ幸いです。

シュークリーム 206円

洋菓子工房ぶどうの森の大定番。
塩味すら感じる「もっちり」食感の肉厚シューに負けない存在感を放つのが自慢のカスタードクリームです。
これまではマダガスカル産の「ブルボン」種を使用してきましたが、今回はインドネシア産の「タヒチバニラ」を使用。
南国のエキゾチックな香りはほどよく抑えて、やさしい甘みとまろやかさを引き出しました。
何しろ看板商品ですので、そこまでのイメージチェンジではありません。これまでの味わいを大切にしながら仕上げています。

もっちりとしたシュー生地には、その存在感に負けないコクを持つカスタードクリームを詰めました。

プディング・バニーユ 432円 4/27頃~

こちらはパプアニューギニア産の「タヒチバニラ」を使用したシンプルな蒸し焼きプリンです。
ふくよかな甘い香りに加え、アニス系のややスパイシーな香りを引き立てました。
底に流したキャラメルソースとの相性も抜群です。

素材の味を楽しめるように、しっとりと蒸し焼きにしたシンプルなプリン。キャラメルソースとの相性もぴったり!

その2)定番だけど、新しい。
    ~トレンドの先をゆく「ネオ洋菓子」~

近年、巷の商店の棚に占める和菓子の存在感が大きい、、、とは感じていましたが、目下スイーツ市場では「あんこ」が注目素材のひとつ。あんこに限らず、作り手さんのみずみずしい感性を活かした創作和菓子が続々と登場しています。

それらは「ネオ和菓子」と呼ばる昨今のトレンドスイーツ(「ネオ」はギリシア語で「新しい」の意)!
メディアで紹介されるのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

茶の湯から生まれた高い和菓子文化を誇る金沢に店を構える身としては黙ってはいられないタイトル、しかし我らは「洋菓子工房」。そこで金沢の洋菓子店として、心意気をもって「ネオ洋菓子」にチャレンジしました。

あんバターカヌレ(加賀棒茶®) 1個 378円 4/27頃~

人気の衰えを見せないフランス定番菓子「カヌレ」。
内側のもっちり感と焼き上がった外側との食感の差がなんともいえない魅力です。

そこへこの商品では、金沢が誇る「加賀棒茶®」を使用。生地に練りこんで、力強い香りと風味を閉じ込めました。
トップには、ほどよい甘さの粒あんと国産バター!それぞれの個性が輝きながらも、驚くほどの一体感が生まれました。

★本品に使用している加賀棒茶®は(株)丸八製茶場製です。

黒いカヌレの上に、黒いあんこ、そして白いバターのコントラストが何ともシュール。

棒茶プリン・あんバタークリーム 562円 4/30頃~

主役はみんなが大好きな洋菓子、プリン。
しかしこの商品の味わいは、「和」そのもの。加減よく煮だした棒茶を混ぜて、焙じられた茶の繊細な香りと甘さを引き立てました。
それを覆うのは、柔らかな甘さの「あんこ」のクリーム。国産バターを混ぜ合わせてふわりとやわらかな食感を創出しています。
いわゆる「あんバター」と一線を画す上品な軽やかさと、まろやかな口どけが、プリンと一体となって調和します。

★プリンには、金沢・金石生まれの金棒茶『SHUN』を使用しています。
パティシエの塩崎シェフから「使ってみたい!」と声が上がって今回採用!
こんな繊細な風味が表現できるのか、、、という当初の心配をよそに、お茶のフローラルな香りとすっきりとした味わいがプリンの中にちゃんと閉じ込められました。技術の高さが光る、自信作になりました。
そのため、初夏から秋までの期間を通して販売予定です。

プリンとクリームの2層が柔らかな印象。プリンには、お茶のフローラルな香りと繊細な甘みがしっかりと閉じ込められています。

[冷凍でお渡し、地方発送にも対応いたします]

本商品は冷凍状態でお渡しします。解凍時間は冷蔵庫なら1~1.5時間。ご自宅で冷凍保存いただき、お好きなタイミングで解凍してお楽しみいただけます。
ギフトセット(3個入)(1955円)もご用意しています。遠くの方への贈り物にもご利用ください。

サブレ・フロランタン 1枚216円 4/30頃~

フロランタンもフランスの定番菓子。
サブレ生地の上に、キャラメルでコーティングした​ナッツがのっているお菓子です。
この商品では、なんと醤油が隠し味!ぶどうの森のレストランでも大活躍している、金沢大野の「ヤマト醤油味噌」さん製を使わせていただきました。

醤油の風味は全面には現れず、キャラメルにコクと深みを与えてくれる名役割。
ほんのりと感じる醤油の塩味が、キャラメルの甘みを上品に引き立ててくれています。
そして、薄めに仕上げたサブレとフロランタンをつなぐのは、コクのあるスイートチョコレート。
もちろん、チョコレートのサステナビリティを追求する「カカオ・トレース」のチョコを採用しました。

「サブレ・フロランタン」はサブレ、キャラメルナッツ、チョコレートの3層仕立て。

フロランタン、といえば
「美味しいけど歯が折れそうになる…」という記憶が(個人的には)ありましたが、これは全く別物!
こんなにさくっとして、香ばしく、ストレスフリーに口の中に収納されるのか…!と感動を覚えるほど。

さらに言うと、フロランタンだけでなく重ねられたサブレがまた心地よい食感、まさにサクサクの2重奏!
その合間にカカオが香るチョコレートが顔を出す、、という何ともリズミカルなお菓子。
非常に完成度の高いものができてしまいましたので、定番商品として検討しています。

いつもながら、うんちくが多いアイテムばかりで恐縮です。
もちろん、こんなうんちく話はご存じなくとも自信をもって美味しいとおすすめできる商品ばかりです。

とはいえ長い休日です。
もしお時間があるようであれば、少し耳を傾けていただければ幸いです。
それが、みなさまの笑顔のきっきかけになれば、これほどうれしいことはございません。

どうかよい休日をお過ごしくださいませ。



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