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イタリアンカフェ本店

ドルチェプレートHazicoがティラミスに。本格エスプレッソも使ってリニューアル!

2023.05.30

ドルチェプレートHazico(ハジコ)は、イタリアンカフェぶどうの森・本店限定の店内メニュー。
洋菓子工房のケーキを作るときに生まれる「はじっこ」を活用しながら、美味しく楽しくお召し上がりいただけるデザートとしてご好評をいただいてきました。

しかし最近では、ケーキよりもバウムのはじっこの量が圧倒的に多くなっており、それに伴ってドルチェプレートHazicoもリニューアルすることになりました。
「素材を無駄なく、もっと美味しく」のコンセプトに沿って、今だからこそご用意できる新しい価値をお楽しみいただくデザートになりました。

新・ドルチェプレート Hazico(ハジコ) 

取扱店舗:イタリアンカフェぶどうの森・本店
税込価格:880円
発売:6月10日ごろから

「あれこれ楽しめる」前回のテーマも好評でしたが、今回のHazicoは「ティラミス」です。(前回のドルチェプレートHazicoの詳細はこちらから)
しかし唯のティラミスと侮るなかれ!ぶどうの森、かつ本店でしかご用意できないこだわりの美味しさを備えたティラミスなのです。3つの視点からご紹介します。

その1)使用するのは、規格外の型ぬきバウム

実は、ぶどうの森の現在の基幹事業は「型抜きバウム」。(ぶどうの森が運営する「カタヌキヤ」はこちら
金沢市は森本インター工場で製造するバウムを、全国各地の商業施設や駅・空港などで販売いただいています。
1個当たりのバウムを作るときに生まれるはじっこをできるだけ少なくるする努力は続けていますが、製造量の増加に伴って、バウムのはじっこも増えてきているのでした。

そこでイタリアンカフェぶどうの森・本店の今井シェフも、バウムのはじっこを何とか活用しようと奮闘。
試作品や製造上での破損のために、製品として使えないものを使うレシピを考え始めたのでした。

新しい「ドルチェプレートHazico」では、試作品のほか製造工程上で破損したために製品にできなかったバウムを活用します

その2)味の決め手はエスプレッソ。チンバリが醸す最上級の美味しさ

名機「ラ・チンバリ」。イタリアンカフェ ぶどうの森・本店に鎮座する神々しいエスプレッソマシーンです。
長らく故障リストに入っておりその腕を振るう機会に恵まれませんでしたが、先月久方ぶりに復帰!
そのため本店では再び、至高のエスプレッソを提供することができるようになったのでした。
(詳細はこちらの記事から)

そしてなんと!このHazicoには、この「ラ・チンパリ」で淹れた極上のエスプレッソを使用。たっぷりとバウム生地に流しかけているのです…!
一部はじんわりと生地に浸みこみ、残りは皿のくぼみに溜まりクリームと溶けあう。その味わいの違いからもチンバリ・エスプレッソの奥深さを感じるのでした。

イタリアンカフェ ぶどうの森本店の「ラ・チンバリ」。極上のエスプレッソを作るマシーンです。
新・ドルチェプレートHazicoには、ラ・チンバリで淹れたエスプレッソをたっぷりとバウム生地に浸します。

その3)クリーミーなチーズはエスプーマから

そしてチーズです。今回はエスプレッソとバウム生地の存在感を引き立てるような軽やかさを求めました。
そんな中で今井シェフが選んだのは、エスプーマのチーズクリーム。
生クリームとマスカルポーネチーズ、卵もほどよくブレンドして、たっぷりと泡立てて全体を覆います。
おかげで、口当たりとのどごしがなめらか。それでいて珈琲のクオリティ、バウムの存在感も楽しめる仕上がりになりました。

すっかりおなじみになった「エスプーマ」。窒素ガスを使ってなめらかなチーズクリームをたっぷりと注ぎます

はじっこはなくなればよいものですが、決してなくなることはないでしょう。
それなら、できるだけ少なくする努力とともに、生まれてしまったはじっこをいかに美味しく楽しくするか、ということがHazicoのテーマです。
今回は、イタリアンカフェの今井シェフが、状況の中で代わりゆく「はじっこ事情」を踏まえながら、本店の魅力を融合してこの上ないメニューを提案してくれたことに、身内ながら心から感謝してしまいます。
他にはない、美味しさと美しさ、楽しさ。ぜひぶどうの森・本店でお楽しみください。


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