Budoonoki JOURNAL

洋菓子工房ぶどうの木 WEBマガジン

1年をのりこえて、また次の1年へ

2021.03.12

column

1年をのりこえて、また次の1年へ

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「最近の若い者は…」に続く言葉は否定的であるのが世の常かと思っていたけれど、そうでもないようです。最近の新入社員は、まじめで、倫理的、そして大人びているという印象を受けます(当社では年長者が子供じみているせいかもしれませんが)。自分たちはこんな頃、こんなに組織や社会に貢献できていたろうか、と顧みられます。

「洋菓子工房ぶどうの木」を運営するぶどうの木販売課では2020年の春、2人の新入社員を迎えました。「販売」とひと口に言ってもその業務範囲は広い。「こんなにいろんな仕事があると思いませんでした」という言葉どおり、販売戦略の立案、それに合わせたショーケースのディスプレイ、発注と在庫管理、労働時間や経費の管理など多岐にわたります。その分、個々のスタッフの力が発揮され、やりがいも実感できるという点もあります。しかしコロナ禍の2020年、これまでとは全く異なる厳しい環境にありました。その中で入社1年目をのりこえて、今回この紙面に協力してくれたことにも自然と頭が下がります。

業務中の太田さん

多くの商品を取り扱うぶどうの木。商品知識を身に着けることで、お客様へのご提案と、適正な管理ができる。

自分が成長したなと思う点は、という問いに「お客様と会話ができるようになりました」と答えるまっすぐな瞳に、一見スマートに見える内側で、大切なことを見出しながらそこへ向けて地道に努力した彼女たちの1年が見えた気がしました。

笑顔の太田さんと水尾さん

いずれも石川県出身。ぶどうの木を選んだ理由について、接客が好きだからという太田さん(写真右)と、学生時代に学んだことを活かせると思ったから、という水尾さん(写真左)。店長をサポートする右腕になるべく、めきめき成長中。

2021年春、ぶどうの木販売課は3人の新入社員を迎えます。彼女たちは、先輩と新しい後輩、お客様や地域とのつながりを深めながら、また新しいぶどうの木の1年を紡いでくれるでしょう。