最近マカロンで急成長されている
有名なお菓子屋さんのSさんから電話がありました。
「社長、社長のところの在庫はどれくらいですか?
実は決算期を迎えどれくらいが適切な在庫なのかと思いまして・・・」
この質問で思いだしたのは
『在庫は罪庫』
つまり在庫は罪なのです。
罪の庫と書いて罪庫なのです。
だから在庫は0円が良いのですが、そう話しますと当然、
S氏 「そんなことはないでしょう在庫0では経営にならないでしょう」
私 「ところでいくら位お持ちですか」
S氏 「1億0千万位ですね」
私 「随分お持ちですね」
S氏 「約00日分、それくらいないと安心して経営が進められませんよ」
私 「それは持ち過ぎです」
それから話したのは、
もし地震や台風、火災などの災害があればその金額を失う事、
もし毎月末に1億の在庫を持っていたとしたら
その金利負担が2%として年間200万の経費が掛っている事、
売上が2億3億と伸びれば当然400万600万と伸びるわけで
一人分の人件費が浮いてくる事、
大手のお菓子屋さんが在庫を持たないのは
売り上げの桁が100億規模なので
すなわち2億や3億の金利負担が軽減されるという事。
S氏 「なるほど分かりました」
私 「そんな馬鹿な・・と思わず、理想は0なんだと思えば0を目指せばよいのですよ」
S氏 「ありがとうございました」
と、そんな話をしながら久し振りに『罪庫』と言う単語を思い出したな・・・。
昨年私どもでは4200万くらいの在庫金額だったが、今年は減らすことができたのだろうか・・・。
「お―い2月決算の時の棚卸資産いくらだった?」
急に心配になるのでした。
Sさんありがたい質問でした。
本 昌康